今回の事故について
俺の言い分や意見などを言うつもりは無い
相手の方もしっかり対応をして頂いた
今回書きたいことは、ロードバイクで事故を起こすとこうなるという事実だけを書きたいと思う。
経緯
仕事終わり
日課の帰宅兼トレーニング中
この日は通勤で使用しているアルミロードは不調だったのでウィリエール君で出かけた。
そんな中の事故だった。
事故発生
気づいたときには宙を待っていて
丁度ブレンバスターのように背中から落とされるところだった
落ちた先、リュックを背負っていたことから背中が海老反りになった。
痛い、兎に角痛
息が吸えずうまく話せない
そして立ち上がれない。
幸いな事に相手もその場に居て、目撃者もおり、通報や交通整理をしてくれた事
これが誰も居らず相手も逃げていたら車道の真ん中で倒れていたので二次災害にあっただろう
とはいえ、道路の真ん中で寝ているわけにもいかず這いつくばって歩道へ退避した
救急車で搬送されるまで
通報からすぐ救急車が来てくれて
そして颯爽とストレッチャーへ乗せてくれる
日本の消防は優秀だと実感した
しかし、あっちは違う
痛みで錯乱している中構わずの事情聴取
未だに自分がどう返答したか思い出せない程だ
はっきり言って人間の所業では無いと思った
「何キロ位出てましたか?」だって。サイコン見ながら事故ったらそれはそれで脇見運転だ何て言うだろ、お前ら!
そもそも普通の自転車にスピード計付いてるのかと聞きたい。
そんなやり取りを経てやっと搬送されるわけだ
受け入れ病院が見つかるまでがまた大変
一つ目の病院が
担当医が遅刻しているから無理だと
二つ目で決まって一安心
医療現場のひっ迫をみに沁みた一幕だった
発信した救急車
これの乗り心地が悪い事悪い事
痛みに響く
道路の轍や段差
普段気にならないものが気になる
救急車の中はというと心拍や血圧、酸素濃度などを計測しているんだが、
どうして痛み止めは打ってくれないんだと心の底から言いたかった
搬送後
病院へ到着
ここでも先ずはバイタルを図られる
そしてレントゲン、CTとなる訳だが
いやぁ待たされた
たっぷり2時間ほど
外傷が少なく嘔吐や意識障害も無いからだとは思うが
ちょっとキツかった
とは言え、自分が搬送された時も救急には常に搬送され続けた
ご苦労様です
迫られる二択
今回、背骨の圧迫骨折が見つかった
そして言われるわけだ
「背骨なので自然治癒しかありません、帰りますか?それとも入院しますか?」
事の大きさに気づいていない俺は帰るつもりでいたわけです
その前に、用を足しにトイレに立ったわけですが
用を足し、ベッドにもどると、座ることもできず寝っ転がった
入院させてくれと泣きを入れた訳です
結果的にこの選択が吉のなり
後日の検査でもう一か所骨折が見つかり
コルセットが届くまで出歩くことさえ禁止
入院一か月
社会復帰までに3か月
完治までには半年から1年かかるのではとのことでした
転院
病床が空いていない場合、搬送された病院と入院する病院が異なる場合があるそうなった場合、救急車で搬送されるわけだがそれが捕まらないときは捕まらない
事故発生が20時ごろ
入院開始が日付を越した翌日
病状によっては待たされることが有るので覚悟しておきましょう
実際、処置室で寝転がされている間、何人も搬送されてきた
小さな事から大きなことまで様々
仕方ないです
今回の教訓
装備品について
ヘルメットの重要性
ヘルメットのおかげで外傷を避けられた
そして、ヘルメットの構造や丸みによって衝撃をかなり緩和できたと思う
インパクトの衝撃が頭や首に来てしまったらもっと悲惨な事になっていたと思う
街中でよく見る光景で
高速で仕方なくヘルメットは持っているが
被らず手にかけて運転している学生さん
いざという時、被っていればと後悔しも遅いぞと、オジさんは言いたい
グローブ
グローブはそこまで傷ついていないが
反射的に手をついたと思う
その際もし、手をケガしていたらと考えると
いろいろ入院生活に支障が出たでしょう
グローブは着けていて損は無いと思う
視認性の良いウェア
ヘッドライト、テールライトは装着していたし
ワークマンのサイクルウェアで反射材も一応はあったはず
ただ、反射ベストを着ていたらもう少し違ったかと思う
特に、暗くなり、街灯も少ない道だったので余計
ここが今の反省点だろう
身分証明書は身につけておきましょう
免許証
事故の際や病院についてからなど何かと要求される事が多かった
免許証などの身分証明書は身に着けすぐ取り出せるようにしておく
車載のバッグ等に入れてしまうと探してもらうのに時間がかかってしまう
K察はこちらがケガしていようが関係なく要求してくるし
出てこないと案山子のように動かないし
臨機も応用も効かない
マイナンバーカードやお薬手帳
入院する際、常用薬などを伝えるために必要
自分も夜分の薬が飲めていない状態で搬送されたため
マイナカードより確認してもらい薬を用意してもらいました
マイナカードが無い人もお薬手帳をアプリなどで管理しておくと便利です
事故後の自転車について
今回、K察が家の前に置いておくからカギを出せとのこと
日帰りできるか分からないうえ入院なんてなったら一人暮らしなのにどうしたらいいのかと思うような対応でした
今回は3日後に親に家の中に入れておいてもらいました
自転車の価値を分かっていてくれた消防署の方がこちらで預かっておくと申しだしてくれたのにそれはできないと、理由を聞いても良くわからないことをヌカシテやがりました
盗難保険には入っておきましょう
眼鏡やコンタクトの話
今回ワンデーコンタクトを使用中に事故にあいました
いざという時に困るので看護師さんにお願いして生理食塩水に保存しておきました
眼鏡や度入りアイウェア
自分は普段コンタクトで過ごしています
もし事故で壊れてしまった場合、眼鏡なしで過ごすしかありません
度入りアイウェアの場合は眼鏡を持ち歩くかもしれませんが
眼鏡の場合は要注意です
コンタクト
ワンデーコンタクトなら
1セット予備を持っておくのも楽
トップチューブバッグや頑張ればツールバッグにも入る
今回リュックに5日分予備を持っていました
しかしながら忘れていました
定期的にバッグの中身を確認するって大切だと思いました
スマホについて
車体マウントはいかがなものか
今回、車体マウントから飛んで行ってしまいました
幸いなことに救急車に乗る前に回収できたから良いものの
飛んでいかない工夫が必要だと思う
カバーなどの保護
今回クアッドロックのカバーが守ってくれたおかげで
画面も割れず済んだ
自転車に乗る方は、車体マウントか背面ポケットに入れることが多いでしょう
体が投げ出されれば即地面なので、カバーは必要でしょう
充電用品
入院して、一番困ったのがスマホの充電
家族や勤務先、双方の保険会社とのやり取りの生命線
小さなモバイルバッテリーでも持ち歩くことをオススメします
誰かに連絡が取れれば充電器を買ってきてもらえますから
まとめ
今回事故にあってみて感じた事
反省点などを挙げてみました
サイクリングに出かける際の装備品の見直しなどの参考になればと思います
それと、肝に銘じておいてください
どんなに痛くても
救急車ではそこそこ待たされます
病院でもそこそこ待たされます
K察は察しがわるいです
事故に合わないのが一番です。


