今回の商品

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しなやかな弾力性と強さをあわせ持ったウレタン樹脂製のチューブ、PURPLE LITE(パープルライト)
素材特性を活かし軽量になっており、コンパクトに折りたためるため高い携行性を誇ります。
ユーザービリティにも配慮し、ポンプ口金を確実にセットできるようにリムナットを付け、ベーススペーサーはリムの形状に合わせることで音鳴りを防止します。
また近年増えている電動ポンプの使用にも対応するようにバルブの先端側は金属製となっています。
カラー :チューブ本体 紫/ バルブ部分 黒
(根元側20mmは樹脂製、先端側は金属製)

Panaracer Corporation パナレーサー株式会社

購入理由

TPUチューブを使ってみたかった

Panaracerが販売開始したから

去年あたりから色々なメーカーから
TPUチューブとしては低価格帯な物が発売されていた
興味はあったが、どのメーカーがコスパがいいとか調べていてまだ手を出していなかった
そんな中Panaracerが突然、発売開始したのでついついポチっとやってしまいました

金属バルブで使いやすそうだった

以前、ラテックスを使用していた時もそうだったが、
プラスチックバルブだと。電動ポンプが使えなかったり
種類によってポンプヘッドが使えなかったり
ナットが無いとバルブ付近でリム打ちする事が多かったので金属バルブを待っていた

性能向上

28C化に伴う重量増の相殺

タイヤ交換時に23c⇒28cへ変更を考えていました
しかし、重量増は避けて通れない
そこを相殺できるほどブチルとTPUでは重量差が有るので
折角しようするなら、ワイド化しようと思っていました

耐パンク性

TPUは弾力があり、穴が飽きずらく
例え穴が開いても最小ですみ、一気に空気は漏れず徐々に漏れていく
と聞いたので
ワイド化と内圧を低くして走行したかったのでそこも期待していました

100km走ってみた

テスト走行の為、
江戸川サイクリングロードを行徳橋から関宿城まで往復してみた。

良かった点

とりあえずパンクはしなかった

TPUチューブの使用報告を色々見て来たけど
勿論問題なく走ったという声も聞こえてきた一方で
「速攻パンクした」
「何度目のパンクだよ」
等、怖い声も聞こえてきたので心していた
わざと轍に突撃したり、段差を勢いよく下りたりはしていないけど
路面の悪い所
ひび割れている所も通過したけど、問題なく走行できた

ワイド化、内圧下げて走ったけど重さを感じなかった

ファストラン的な走りはしないので
軽さなんてほとんど感じる事はありませんが
唯一感じる瞬間
上り坂をダンシングで登るとき
GP5000の23cとあまり変わらない印象だった

安定感が増した

路面のひび割れや段差、轍など
ラテックスの様に乗り心地よくとまではいかないが、ブチルみたいに跳ねは少なかった
これはワイド化+低圧の恩恵も強いと思う

イマイチな点

乗り心地が硬かった

ブチルの様にぼよんぼよん跳ねたりはしない
振動も収まってはくれる
しかし、全体的に硬い印象で
お尻に優しいかと言われれば優しくない部類に入る

高価である

有名なメーカー、ピレリやシュワルベ等は1本5千円ていど
中国メーカーが2千円前後
今回のパナレーサーも同じ位の金額
ブチルチューブであれば2本買える金額だ。
2本分と思うとやはり高価だと実感する

組み付けが特殊

組付けの際、空気を入れすぎるともとに戻らなくなるため少なめに入れると
目安の空気圧が書いてあったけど、組み付けるだけで気疲れしそうだ

それと、表面は固く滑りにくく、粉もついていないので手の滑るが悪い
タイヤレバーを使い組み付けるときも慎重にしないと破ってしまいそうだ

まとめ

今回、ワイド化と低圧運用と同時だったため、
単体での評価とは少し印象が違うかもしれない

ただ、単体で運用していたかと問われれば必要がなかった
今回の変更はトータルで満足が行く結果だった