今回の商品
新開発された「Tough & Flex Super Outer Shield」+「Pro Tite Belt」によりAGILESTから更に耐パンク性能がグレードアップしたモデル。
Panaracer Corporation パナレーサー株式会社
また「ZSG AGILE Compound」により、レース・トレーニングからロングライドまで対応する性能を誇り人気であった前作から20gの軽量化を果たし、更に転がり抵抗も低減した。(※700×25C比)パンク要因の多い荒れた路面や、パンクを避けたいロングライドなどで威力を発揮する超強化レーシングタイヤ。
※タイヤ装着時の回転方向の指定はありません。
購入理由
寿命を迎えた
変形
特にリアがひどく、台形になっている
23Cと細めのタイヤを履いているせいで内圧が高いことが原因だと思う
ひび割れ
ほぼ、1年履いたGRANDPRIX5000
なかなか摩耗しないいいタイヤではあるが、経年劣化によるひび割れが目立つ
タイヤが裂け、パンクしてしまったら現地では治せないので早めの交換
28Cを試してみたかった
パンク対策
タイヤが細いとひび割れや段差などに引っ掛けてしまい
サイドカットなどでパンクしてしまう
サイドカットは現地では治せないので厄介
空気圧を下げて運用
タイヤが細いとリム打ちやパンク対策で空気圧を高めで運用する必要があるが
その分、振動や突き上げで疲れてしまうし、センターだけ減ってしまう
ワイド化することでサイドカットを防止できるかと期待し
低圧で運用することで接地面積を増やして変摩耗を防ぎたい
耐パンク性能が高いタイヤを履きたかった
TPUチューブを使用するため
軽量なTPUチューブを使用してみたかったが
使用用途がサイクリングやツーリングなのでできるだけパンクしないタイヤを選びたかった
トレッド面の剥がれ対策
いままで、GP5000以外に履いたタイヤは毎回、トレッド面がはがれた
そこまで、ハードブレーキングをしたわけでもないので、
対策として耐パンクベルトが入った剛性の強いタイヤを選んでみた
装着してみた
新ETRTO28Cタイヤを17Cホイールに装着してみた
装着した時の太さ
ここに書いてある通り
新ETRTOのタイヤは25Cで19Cホイールが基準になっています
28Cの最低基準が17Cになっているのでギリギリ装着できる範囲になっています
実際に装着してみたが実寸26.7ミリ
外れる心配はなさそうですが
少し勿体ない気もします
10年以上前のフレームに28Cタイヤを装着してみた
フレームについて
使用しているフレームはIZOARD XP
発売当時の装着タイヤは23C
フレームなどのクリアランスも23Cを基準に設計されているので干渉が気になっていたところ
実際装着してみたけど
クリアランスは明らかに狭くなっているが干渉しなくて一安心
ただ、タイヤがまき上げる小石やゴミなどがフレームに当たる音が頻繁に聞こえるようになった。
ブレーキについて
ブレーキもアルテグラR8000に変更していたことで
空気を抜かずともタイヤを外すことができた
100km走ってみた
タイヤについて
良かった点
アジリスト無印に比べて硬さや重量感はあるものの
坂を上る時にダンシングしてみたりすると、アジリストらしい軽さが感じられる。
硬さはあっても振動や突き上げは少なく感じた
そして、スピードに乗せやすくいつも通りのペースで走れた
イマイチな点
無印に比べると俊敏さは感じられず、
特にストップ&ゴーは苦手だとかんじる
サイクリングロードのような走り続けられる道ならまだしも
シティサイクルは苦手な部類なきがする
28C化について
良かった点
まず、今回の空気圧を設定するのに参考にしたサイトです
こちらに基づいて前:5.0BAR 後:5.5BARに設定した
空気圧が下げられた事で石畳や段差を乗り越える時等
今までよりも突き上げが柔らかくなったと感じた
また、突き上げだけではなく、手に伝わるロードノイズも滑らかになった
ロードインフォメーションはシッカリ伝わってくるので雑味が減った印象
また、タイヤが太くできた事
低圧で運用で着ている事から接地面が増えたと思う
イマイチな点
一番感じた事
カーブで曲がるとき、23C時代と違い倒れない
大回りをしてタイヤ曲がっている印象
安定感はあるが、速く走っているという印象は無い
同じ速度で巡航するにも、足に掛かる負荷が増えた
設置面積が増えたことによるものだと思われる
同じ距離を走っても足の疲労は28Cの方が高い
走り方も変える必要が有る
まとめ
以前、スクルトゥーラエンデュランスを試乗した時
タイヤが30Cと太かった割に走り出しも軽く軽快だったので
ワイド化にして同じようになればと思ったけど、
走行性能については、足に負荷が掛かりやすい自転車になってしまったのは思惑と違った
ただ、乗り心地も向上して
ペースも以前と変わらない程度で走行出来て
それなりに楽しいと思う
もう少し、走り方を研究して、疲れない走り方を見つけたいと思う